GoToトラベル(GoTo2.0)再開!今までのものと何が変わる?Go To キャンペーンの詳細や始まりについて

皆さん旅行は好きですか?そんな方に朗報!現在GoToトラベル再開に向けて動きがあるようです。

GoToトラベルって何?などGoToキャンペーン事業(GoTo トラベル、GoTo イート、GoTo商店街、GoToイベント)の始まりについて日本経済における状況等を踏まえつつ詳しく説明していきいます。

目次

Go Toキャンペーンはなぜ始まったのか

GO Toキャンペーンはどのような経緯で始まったのか!時代背景やその時の経済事情など様々な側面で見ていきましょう。

強い混乱

発端は2020年日本における新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴う旅行事業の危機にありました。

当時人類未知のウイルスとして世界中で危機感を募らせており、2020年4月7日に日本で初めて新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令されました。

外出の自粛が出され日本であまり進んでいなかった在宅勤務(リモートワーク)が進み非対面で仕事を行う人が増える等、日本でインパクトの強い歴史に残る年とも言えます。

当時は「感染したらどうなるのか」「海外では感染による死亡事例もある」「ただの風邪と変わらない」など情報が錯そうしました。正解不正解のない混乱の中、外出し感染したらと強い不安感ありました。

そんな中で外で消費活動(遊び、外食等)を行う人が減ることは明確ですよね。

読者の方にも出社せずに仕事ができるようになった!数か月間家から一歩もでなかったという方もいるのではないでしょうか。

インバウンド(訪日外国人旅行者)の減少

懸念されるのが企業がお客様に直接対面でサービスを提供するお仕事(接客業、サービス業等)の需要減少です。

政府は水際対策として海外からの新規入国者の規制を行っていました。

一時期はビジネスでの外国⇔日本間の行き来も困難なほどの規制が敷かれていたので、もちろん遊びでの渡航はほぼ0となっています。

コロナの存在が世界的に拡大する前2019年の観光庁が発表した日外国人旅行消費額(速報・推計)で経済効果は4兆8113億円とされていますのでインバウンドに頼っているのがわかりますね。

そのため、2020年入国規制により約4兆~5兆円の損失が日本の経済にあったと考えられます。

日本経済へのインパクト

2019年のインバウンドの消費傾向と経済額はおおよそ下記のとおりです

1.買い物代 2.宿泊 3.飲食費 の順番で消費されていることがわかりますね。

この3つを足しただけでも4兆円となり、この三業界のインバウンドへの依存の高さがうかがえる結果とななりました。

2020年の感染拡大でこの年の経済影響はどの程度なのか

影響額がここまで見ても大きいことはわかりましたね。

訪日外国人数の推移をこちらで確認し、1~3月までの人数が2020年の訪日外国人数の大半を占めており、4月以降はほぼいないことがわかります。

本来であれば、東京オリンピックで沸いていた7~9月もほとんど前月比と変化が無いです。

Graph

このグラフは2019年と2020年の月ごとの比較で、日本政府観光局(JNTO)が発表したものです。

情報によると2020年の訪日外国人旅行客数(推計値)が前年比87.1%減少しています。

つまり、2019年の12.9%しか海外の方が日本に入国していなかったことになりますね。

これを見るだけでも多大な影響があるが、新型コロナウイルスが流行りだした2月からは顕著に訪日外国人数が下がっています。

国際収支統計を見ると2019年比で旅行収入(外国人観光客の消費額)が約77%減少していることになります。

2020年は23%しか消費されていないことになりますね。

つまり、2020年のインバウンド収益を推定することこのようになります。

 リスト合計額割合2020年合計額2019年比マイナス額
買い物代34%3762億4366万円-1兆2595億9834万円
宿泊費29%3253億4010万円-1兆0891億8209万円
飲食費22%2390億2538万円-8002億1541万円
交通費10%1150億8629万円-3852億8890万円
娯楽等サービス費4%442億6396万円-1481億8804万円
※四捨五入の関係で計算しなおしても元の値には戻りません。割合は2019年を基にした推定です。

2019年(コロナ前)から2020年(コロナ後)では販売店や宿泊施設、飲食店で合計3兆円以上の規模に及ぶ大打撃があったということがわかりますね。

日本の経済対策

各業界への経済的インパクトを受け日本政府が2020年4月7日16兆8057億円規模の2020年度補正予算案を閣議決定しました。

この中で1兆16794億円がインバウンド減少に苦しむ業界への需要喚起事業としてGo Toキャンペーンに充てられたということです。

日本経済における需要回復を目的とした政策と行くことがわかりますね。各国が経済対策に追われる中、ウィズコロナ下での日本の経済対策なのです。

GoToトラベルとは

GoToトラベルとは国が主導で行っている旅行事業の再活性化を目的とするキャンペーンの名称です。

このキャンペーンに応募した事業者への予約を行うと国からの補助が出るため、安く泊まれるといった特典があります。

例えば那須や鬼怒川、草津に行ってみたいけど宿泊費が高いから行きにくいなという方にも旅行の後押しをしてくれますね。

また、国からの補助に関しては中止前のキャンペーン内容と中止後のキャンペーン内容では一部異なる箇所があります。

 初回
GoToトラベル
最新
GoToトラベル
(GoTo2.0)
割引率35%30%
宿泊
割引上限
(最新はプラン別)
14000円交通費無:7000円
交通費付:10000円
日帰り
割引上限
7000円3000円
地域共通クーポン旅行代金から
15%
一律
平日:3000円
休日:1000円
感染症対策なしコロナワクチン証明書
※変更になる可能性有

現在は最新GoToトラベルはまだ正式には開始時期は決定していないが、2022年4月上旬以降の予定です。→6月以降になりそうですね。(4/14更新)

前回のGoToトラベルとの変更点を踏まえて楽しい旅行に行ってみるのもいいかもしれないですね。

最後に

今回は日本の経済事情についてフォーカスして記載していきましたが、前回と今回のGoToトラベルの違いについて、最新の情報を踏まえつつ、楽しい旅行ライフを送ってもらえればと思います。

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