あなたは周りと自分の意見が違う恐怖心からなかなか言えないという経験はありませんか。
せっかく意見を持っているのに伝えられないのはもったいないですよね。
今回はそんな悩みの解決方法を経験を元にご説明します。
同調圧力のデメリット
日本社会は同調圧力の息苦しさがすごいですよね。
原因は日本特有の歴史とも言われており潜在意識の中に刷り込まれていますが、正直うんざりしていることも多いのではないでしょうか。
例えば学生時代(小学生・高校生・中学生・大学生)やSNS、職場のいじめや詐欺・洗脳等も同調圧力からきていることが多く自分の意見も周りからの疎外感から話せずどんどん今いる環境が嫌いになっていきます。
幼いころからの空気を読む力という教育の過程で形成され思考停止で営まれている社会の縮図ではないでしょうか。
思考停止してしまう
海外では創造性を大切にしているため同調圧力にはあまり屈しない人が多く、自分の意見を発言することが大切ともいわれています。
しかし日本人の特性としてある同調圧力からの思考停止して人の意見に流されることは楽ですよね。
私も新人時代に仕事や会社という組織の知識がないため「上司や先輩の意見は100%正しい」「自分の考えはきっと何か深い理由があってすでに考えられているけど却下されたんだ」「多数派が考えていないということは意味のない正しいことなんだ」と思っていました。
実際数年今の職場にいて感じたのは深い考えなど何もなく本当に考慮漏れというのが多く必ずしも正しいとは限らないことが後になってわかります。
思考停止は周りの意見につい流されてしまったり、打ち合わせ中に意見を言えなかったりといざというときに動けないことにもつながってしまいますよね。
会社であれば、何も発言していないので責任も負う必要はないので変な危険性を伴うこともないことでしょう。
心理的には楽でも何も考えないことによる今後のストレスにつながる可能性があるので、自分の意見はどのようなときに言うべきか特に仕事中であれば考える必要性があります。
同調圧力をうまく利用しよう
あなたの通したい意見の目標は何ですか?
意見なんてないけど漠然と今を変えたいと思っている場合は、自分の意見を出す方法をこちらで解説しているので参考にしてみてください。
根本的には「今を楽にしたい」「手順がもっと良くなる方法」「ミスをなくすために」というメリットにつながることや正しいことが多いですよね。
多数派を自分で作ろう
あなたの意見の賛成者は1人でも多いほうがいいですよね?
そんな時はどのような意見かと照らし合わせそれに反対しそうな人を口説き落とす必要があります。
多人数の会議になれば声の大きい人の発言のみで場の流れが統一されてしまうので、できるだけ1対1で意見を持って行ってみましょう。
その時はもちろん反対意見も出るかもしれませんが、圧倒的に1対1の方が「あなた対多数派」よりも相手は納得してくれやすいです。
例えば子供の頃の口喧嘩を思い出してみてください。「1対1であれば言いくるめられてもあなた対多数で話されると逆に言いくるめられてしまう」こと多いですよね。
順番としては
・1対1であなたの意見に納得してくれる人を徐々に増やしていく
・気が付けばあなたの意見が多数派に!
と気が付けばなっています。
この時できれば「反対しそうな人」から「どっちつかずな人」「時間があれば賛成しそうな人」の順番に納得してもらうという手順がおすすめです。
理由として反対意見を言ってくれるということは逆にあなたの意見が間違えていた場合「ストッパーとなってくれる」存在となりえるためです。
あなたの意見の正しさの確認のためにも反対しそうな人から順番に納得してもらいましょう!
理論の組み立てが雑な声の大きい1人が反対してもその人が気が付けば少数派になっていれば、「子供の頃の口喧嘩」のようにあなたの意見を安心感を持って通すことができるでしょう。
結果として多数派同調バイアス(みんなで同じことをすれば怖くない)があなた自身で作り出せます。
まとめ
あなたの意見を通すためには賛同者を作らなければいけないです。
全員が反対しているのに意見を通すそれは独裁政治と一緒ですよね。
この記事を読んで少ない人数から徐々にあなたの意見に賛同してくれる人を作り、上手に人生を渡り歩いてもらえればと思います。